退魔師アンジェ -登場人物-

  〝日本を裏から支配したもの〟先代悪路王

 

 「タッコク・キング・ジュニア」の父にあたる存在。
 タッコク・キング・ジュニアが悪王を名乗るのに対し、こちらは悪王と呼ばれる。
 鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡あずまかがみ』に、奥州合戦の帰途に着く際に源頼朝みなもとのよりともが、ある山でその地の謂れを捕虜に聞いたところ「坂上田村麻呂さかのうえのたむらまろが蝦夷を征したとき、賊主である悪路王が砦を構えていた場所だ」と語ったという形で名前が登場する。
 実際には現代まで生存しており、2014年現在から見て10年前の2004年に討魔師に討たれたとされる。
 その正体は単に時の政府に従わない人間であったり、鬼であったり、様々な伝承があるが、現在の討魔師達の定義に当てはめると「上級悪魔」である。

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