光舞う地の聖夜に駆けて -登場人物-
ユグドラシルサーバ監視課課長。匠海の直属の上司。
かつては匠海と同じくカウンターハッカーを務めていたが「妖精戦争」の際に脳を焼かれて重傷を負った。
復帰は絶望的と思われていたが最新のナノマシン治療と血のにじむようなリハビリの結果、職場に復帰。
ただし後遺症が残ったためカウンターハッカーとしてではなく、課長として匠海たちと上層部の取次等の業務を行っている。
匠海はじめ多くのカウンターハッカーと違い、一般採用枠での入社であるため本来なら解雇されるところを課長ということで残留している。
匠海がユグドラシルに入るまではユグドラシル最強のカウンターハッカーとして一目置かれていた。
ハッキングに対する熱は高く、全身に障害が残ってもハッキングできる道はないか模索していた。
サポートAIによるハッキングが発覚した際にサポートAIの可能性を見出し、コアプログラムからハッキングアシスト特化の「
固有ツールは特に所持していなかったが、辣子鶏を短距離テレポーテーションさせる「
後遺症としては全身の麻痺(特に下半身)と聴覚の低下。歩行に困難をきたしているためアシスト用のスケルトンを装着している。
スポーツハッキングチーム「キャメロット」のリーダー。
チームの指揮能力は高く、前年度のGougle主催のスポーツハック大会「Gougle杯」で優勝、今回のGWT完成記念式典に招待されていた。
チーム内の役回りとしてはサポーター兼ジャマー。
匠海がチームに在籍していた頃はオーグギア(と、ブースター)のみでハッキングを行っていたが外部入力デバイスの魅力に取りつかれ、現在はエレキギター型のデバイスユーザー。周りからは「吟遊詩人じゃないのかよ」とツッコまれている。
固有ツールは所持しているがそれを見たものはいない。いたとしてもそれが固有ツールと認識できていないのかもしれない。
ミステリ好きが高じて何事も推理しなければ気が済まない推理オタク。別名ホームズ。