異邦人の妖精使い -登場人物-
リチャード騎士団、エディンバラ妖精研究所で生まれ育った少女。
幼い時より妖精であるウェリィと交流し、人工妖精の実験に関わりながら成長してきた為、人工妖精、人工妖精を活用できる妖精銃の扱いに長ける。
フェアという名前は妖精を意味する英単語"フェアリー"から取られたシンプルな物で、姓もないが本人は気に入っている。
妖精銃と人工妖精使いのお手本として知られていた為、妖精銃による暗殺事件が発生した際に犯人として仕立て上げられ、逃亡生活を始める。
エディンバラ妖精研究所にて研究対象となっていた妖精。
フェアが幼い時より、その成長を見守るように隣にいて、姉妹のように仲が良い。
人工妖精技術は彼女を元に作り出された技術であり、人工妖精が使える魔法は彼女も使える事が出来る。
見た目は大変清楚でおしとやかであるが、自由気ままな性格であり、フェアの成長を見守るように見えていたのはその見た目による周りからの印象でしかなく、本人は研究所ではなかなか見れない子供の成長を楽しんでいただけである。
現在はフェアと逃亡生活を共にしている。
警視庁対霊害捜査班に所属する巡査部長。
皇宮警察の対霊害部門からの出向であり、日本刀と拳銃を同時に使用する特徴的な戦い方を好んでいる。
また、霊害に関する気配を感じる力が強い。
性格はよくナンパする等、軽いという印象を受けるが、芯は強く、妻に一筋。
ナンパについては、本人曰く霊害に関わってそうな気配を持つ人間に先んじて関わっているだけとの事である。
警察学校卒業と同時に対霊害捜査班に配属された青年。階級は巡査。
霊害とはほぼ無縁の生活を送っていたが、警察学校の中で、霊害に関する適正を持っていると中島守に見抜かれ、スカウトされる。
穏やかで優しい性格であり、妹が霊害に巻き込まれる事が無いように仕事に励んでいる。