Vanishing Point Re: Birth -登場人物-

※このキャラクター紹介は『Vanishing Point Re: Birth』のものです。
前作『Vanishing Point』のネタバレを含みます

  鎖神(さがみ) 辰弥(たつや)/Bloody Blue(BB)

 

武陽都ぶようと暗殺連盟アライアンス所属チーム「グリム・リーパー」の一員。近距離格闘戦から超長距離狙撃までそつなくこなすオールラウンダー。
その正体はかつて御神楽みかぐら財閥の一派が開発した生物兵器Local Eraser BioweponLEBの第一世代初期個体「第一号エルステ」。
カグラ・コントラクター特殊第4部隊によって粛清された研究所から脱出し、行き倒れていたところを日翔あきとに保護され、現在に至る。
自身の血肉から武器弾薬を生成する能力を持ち、また、最終個体(ノイン)から第二世代LEBが持つトランス能力をコピーしたため自分の身体を変化させることが可能。
LEBの特徴として爬虫類のような瞳孔の紅い瞳があるが、死んだと思われている自身の生存を秘匿するためトランスによって瞳の色を金色に変化させている。
実年齢が7歳だが急速成長と学習装置の影響で年齢の割には大人びている……が素は割と幼いところもある。

 

  天辻(あまつじ) 日翔(あきと)/Gene

 

「グリム・リーパー」の一員でありチーム名の名付け親。
銃撃戦もそつなくこなすがナイフ等の近接武器を手にしての肉弾戦が得意なアタッカー。
約6年前に国指定難病、筋萎縮性側索硬化症ALSを発症し、反ホワイトブラッド派の両親の意向で強化内骨格インナースケルトンを全身に埋め込まれた。
しかし、インナースケルトン自体は筋力の低下を抑えるだけの対症療法であるため、インナースケルトンが埋め込まれていない部分の筋力の低下は免れない。
現在は構音障害も顕在化したため電脳GNSを使用してのコミュニケーションをとるようになっている。
医者には「無理をしなかったとしてもあと半年もてばいい方」と余命宣告されている。
4年前行き倒れていた辰弥たつやを保護し、名前を与えてそのまま家に置いた人物。

 

  水城(みずき) 鏡介(きょうすけ)/Rain

 

「グリム・リーパー」一員。メンバーの中では最古参。
ウィザード級ハッカーで、普段はメンバーを後方支援するサポーター。
スラム街の生まれで、幼いころに母親が巨大複合企業メガコープ「サイバボーン・テクノロジー」に連れていかれたため一人で生きることを余儀なくされる。
身売り等で生き永らえていたがある日「腎臓を売れば暫くは楽に生きられる」と唆され、同意したところ腎臓どころか眼球をはじめとする各種臓器を抜き取られ、捨てられた。
白き狩人レフコス・キニゴス」と名乗る人物に保護され、摘出された部位は全て義体化した。そのためメンバー内唯一のホワイトブラッド導入者。
辰弥がカグラ・コントラクターに囚われた際に無理をしたため右腕と左脚を失い、こちらも義体化。ホワイトブラッドを嫌う日翔あきとの気持ちはいかに。

 

  秋葉原(あきはばら) 千歳(ちとせ)/Snow

 

武陽都ぶようとに越してきた「グリム・リーパー」の三人に暗殺連盟アライアンスが補充によこした暗殺者。
日翔あきとがALSの進行で動けなくなることを見越しての補充であるが、以前はソロで活動していたため実力は折り紙付き。
別名「ハンドキャノン」のデザートホーク二丁拳銃ができるほどの力を持っているが本人曰く生身。
武陽都で活動していたため土地勘もあり、慣れない土地での「グリム・リーパー」の活動を支える頼りがいのある助っ人。
しかし、鏡介の調べによると以前は暗殺組織「カタストロフ」に所属していたとも示唆されており、「カタストロフ」に辰弥の存在を知られたくない「グリム・リーパー」としては警戒すべき人物でもある。

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