ここでは、シナリオの遊び方を説明します。
　シナリオはこの『試練の洞窟』のメインストーリーです。
　あなたはこのシナリオ画面でメインストーリーを楽しみ、そして自らのキャラクターをメインストーリーに参加させることが出来ます。

　シナリオとは、この『試練の洞窟』で起きた事件、出来事を綴った小説の一覧のようなものです。
　まずは、シナリオを単に小説として読んで楽しみましょう。
　「完結済み」となっているシナリオの「第一章」と描かれたリンクをクリックorタップすることで、そのシナリオの第一章を読むことが出来ます。二章、三章を読みたい場合も同じく二章、三章のリンクをクリックorタップしましょう。
　基本的に一つのシナリオは三章構成で出来ています。

　シナリオは、「オープニング」「マスターからのコメント」「プレイング」「リプレイ」の形で構成されています。以下に各部分について解説しますが、単にシナリオを読むなら、「オープニング」と「リプレイ」の部分だけを読むので構いません。

　「オープニング」は、そのシナリオの導入部分。状況説明が描かれた部分です。

　「マスターからのコメント」は、そのシナリオについてのマスターからのコメントです。オープニングより後にありますが、まぁ「前書き」のようなものだと思ってください。システム的な説明が多いので、「シナリオに参加する」事を検討するまでは無理に読まなくても構いません。「シナリオに参加する」時にプレイヤーが活用します。

　「プレイング」は、そのシナリオに参加したプレイヤーがその状況に対してどう行動したいかを記述したものです。「シナリオに参加する」事を検討するまでは無理に読まなくても構いません。

　「リプレイ」は、プレイングを受けて返ってきた本編とでも言うべき小説部分です。オープニングの状況を受けて馳せ参じたプレイヤーキャラクターがその状況に対して活躍する場面が描かれています。

　シナリオを読んで、あなたも自分のキャラクターを活躍させたくなったら、いよいよシナリオに参加してみましょう。
　シナリオ一覧から「募集中」となっているシナリオの最新章を選び、「オープニング」を読みましょう。
　その後、「マスターからのコメント」を確認し、特殊な追加ルールの有無や「敵の情報」を確認します。
　そのシナリオが戦闘系のシナリオだった場合、「敵の情報」を記したリンクが必ず「マスターからのコメント」の中にあります。必ずリンク先を確認し、「敵の情報」を確認してください。「敵の情報」には敵が使ってくるマナ現象が記述されています。

　ここまで確認したら、いよいよプレイングを書きましょう。
　まず使用するマナ現象（ユーベルコード）を選びましょう。マナ現象にはPOW(力の強さ)・SPD(速さ)・WIZ(賢さや魔力)の三属性があります。フラグメントが敵の場合、こちらのマナ現象と同じ属性のマナ現象で反撃してきます。
　マナ現象を決定したら、いよいよプレイングを書きましょう。
　画面一番下の「[あなたのキャラクター名]ならどうする？」という部分にプレイングを書いていきます。
　プレイングの書き方は簡単、あなたのキャラクターがそのシナリオに対してどう感じ、どう行動するのか、を文章で記述するだけです。
　プレイングに決まった書き方はありません。他のプレイヤーのプレイングを読んだり、自分で色々書いてみたりして、自分のスタイルを確立させましょう。

それでも迷ったら以下のことを意識して書いてみましょう。

・キャラクターの心情（なぜそのシナリオに参加しようと思ったのか、状況に対してどう思っているか）
・マナ現象の活用方法（選択したマナ現象をどのようなタイミングでどのような形で使うか）
・敵の使うマナ現象への対処方法（敵の使ってくるマナ現象にどう対処するか）

　プレイングを送信したら後は待つだけ。3日以内にリプレイと呼ばれる結果の小説が返却されます。
　もしなにかの要因で3日以内にリプレイが執筆されなかった場合、プレイングは失効し、★は皆さんの下に返却されます。『試練の洞窟』の場合、基本的にはプレイングの内容を理解できなかった、などの問題でプレイングが採用されなかった可能性が高いです。

　プレイングは300文字が上限ですが、301文字以上書くと自動で「オーバーロード」モードになります。オーバーロードモードでは★を多く支払うことで、プレイングの文字数を増やすことが出来ます。
　また、以下の恩恵が受けられます。

・450文字まで書けます。
・3日で返金されません（章が変わるまで待てる）。
・リプレイの文字数目安が400→800文字になります。
・EXP、マスターさんへの報酬が倍になります（🔵🔴は変わらず）。

　『試練の洞窟』は文章で再現する極めて自由度の高いゲームですが、ゲームなので、成否を公正に判定するためのルールも存在します。下記の「判定ルール」は深く意識しなくても問題なく遊べますが、気になったらご確認ください。

1.マナ現象の使用
　特殊能力「マナ現象」を、プレイング1回にひとつ使用できます。マナ現象は極めて自由度が高く、効果の解釈次第であらゆる場面で使用できます。MPのようなものを消耗することもないので、積極的に活用してください。

2.技能の使用
　装備したアイテムには、キャラクターの修得した「技能」がついています。技能はほぼ名称通りの効果を及ぼし、うまく使用すると、「有効と判定された技能のレベル合計」に応じて有利になります。マナ現象ほど劇的な効果は望めませんが、臨機応変に大活躍できるでしょう。

3.戦闘ルール
　戦闘は「同じ能力値を使うマナ現象同士のぶつかり合い」となり、その成功率（％）は「攻撃側威力÷反撃側威力×相性」で算出されます。「威力」は能力値の平方根、「相性」は秘密の「全ユーベルコード対戦ダイヤグラム」から求められる、マナ現象（ユーベルコード）同士の相性です。

4.プレイングボーナス
　しかし、戦闘は計算された成功率が全てではありません。戦況やマナ現象を応用する巧みなプレイングを書けば「プレイングボーナス」を獲得し、成功率が大上昇します！

5.連続ボーナス
　プレイヤーキャラクターが同じ章に連続で参加すると、「その章で獲得した🔴の総量」に応じて、全ての行動の成功率が上昇します。

　元となる『第六猟兵』では「真の姿」と呼ばれているシステムですが、『試練の洞窟』の猟兵ではないキャラクターは真の姿は持たず、ただ成功率が上昇するのみです。

　シナリオや他ページで解説するイラストの他に、もう一つ、自分のPCを表現してもらう方法が存在します。それが「ノベル」です。
　ノベルとはそのキャラクターにまつわるエピソードを小説にしてもらうことが出来るサービスで★１つから依頼できます。
　『試練の洞窟』のノベルはシナリオ同様、メリーさんのアモルが執筆致します。

　ノベルは概ね以下の通りの仕様となっています。

・支払額（★）を0.5単位で選べます。
・★×600文字までの発注文を書くことが出来ます。
・ノベルの納品期限は★×7日後までとなります。
・ノベルの文字数は★×1000文字が上限となります。
・ノベルはシナリオに参加し「成功」した扱いとなり、支払った★に応じたEXPが貰えます。
・文章が綺麗に纏まった等の理由で、ノベルの文字数が「上限-500文字以下」だった場合、その差額は返金されます。例えば、★3個(3000文字)で依頼し、ノベルの文字数が2300文字だった場合、★0.5個を返金します

　ノベルを依頼する場合は、「シナリオ」画面の「ノベルをリクエストする」ボタンからリクエスト画面に移行できます。
　基本的には移行先の画面に用意されたフォームに必要事項を記述するだけですが、以下の三点にご注意下さい。

・「ノベル執筆依頼（★1個〜）」と書かれた部分は触らないで下さい。（シナリオリクエストという機能に使うのですが、『試練の洞窟』はシナリオリクエストには非対応です。
・「世界」は「自作PBW：試練の洞窟-the Cave Of Ordeal-の世界で」を選択して下さい。
・NPCやその他のAWsのキャラクターをノベルに登場させたい場合はノベルNPCガイドラインも参照して下さい

※ノベル機能はこの説明書を書いている私も利用経験が浅く、充分な説明が難しい状態です。もし実際に触った結果分からないことがありましたら、AWs側の「お問い合わせ」ページより、お問い合わせ下さい。