charm charm charm 第8章 虚構と脱出と
ホラー映画を観ていた少女・リナは魔法を使ってしまい、通報され、科学統一政府から追われていた。
逃亡の最中、森で動く死体の少女・サラと出会い、共に逃げることに。知られている神秘とは違う様子のサラの正体に近づくため、ドイツの黒い森に住む魔女イアンを訪ねることにした。
サラのことを知るために、魂の魔女・イアンの元を訪れた二人は、目的が決まるまでイアンの小屋に逗留することに。
そこでイアンが魔法で出していた人魂に、リナは絶叫してしまうのだった。
リナの絶叫により軋む小屋。そんな現状を見てイアンはリナに魔法を制御する訓練を提案する。
リナを落ち着かせるために気絶させたイアンは、「家族に会いたい」という自分の願いに疑念と戸惑いを抱くサラに語り始めた。
弟を亡くした過去を。
イアンの指導の下、リナの魔法訓練が始まるのだが、不意にサラが意識を失ってしまう。
原因不明の昏倒から目覚めたサラは、口にした。
「——思い出した」
サラの口から語られたのは、祖母が魔術師として科学統一政府に処刑されたというもの。
不可解な点が多いこの点、生前よりサラも解明したかったというのもあり、イアンはとある提案をした。
それは神秘についてのノウハウをイアンに教えた魔術師「
安曇救出作戦のため、協力者を募ったリナとイアン。
ナイ神父、
潜入した神秘根絶委員会本部で、陽動に出たリナと中国は幹部・アンジェと、安曇救出に向かったイアン、サラ、ナイ神父は幹部・カシムと対峙する。
どうにか安曇を救出し、引力魔法で場を崩落させて脱出を試みようとしたとき、魔法が打ち消される。
戸惑うリナたちの前に現れたのは、異端審問官マシューだった。
白を基調とした聖職者の服。十代半ば、まだ「子ども」側の幼さがはっきりと残る顔立ちに反し、纏う雰囲気は険悪さに満ちている。異端審問官らしい威厳と冷淡。ヘテロクロミアの赤と紫がいっそうそれを際立てた。
リナたちを睨み付けた後、彼は軽くアンジェとカシムの方へ振り向く。
「異端審問官マシュー、馳せ参じました」
「助かります」
マシューにアンジェが応じる。カシムもイアンや中国に注意を払いつつ、目礼を送る。
「状況はご覧の通りです。安曇の再捕縛を目標にしつつ、魔女アイザックを最優先に侵入者の排除を」
「了解しました」
つかつかと、耳につく甲高い靴音。マシューはアンジェの言葉を受けたからか、真っ直ぐリナの方へ向かう。リナは魔法を使えないという困惑を打ち消せないまま、明確な原因であり、敵であるマシューに向けて、手にしていた槍をぶんぶんと振る。
振るう、というにはあまりにもお粗末ででたらめ。技巧もないそれを、マシューはぱしりと手で掴み、奪い取る。
「貴様のような者が手にするものではない。魔女が」
「ひぎっ」
素早く持ち替え、リナの首を獲らんと繰り出される槍。リナは後ろに倒れ込むようにして回避するも、それは回避というよりただの転倒。マシューの追撃はかわせない。
「リナ!」
そこでマシューに飛びついたのは、サラだった。横合いからの突進で、マシューにぶつかる。思いの外、重量のある激突にマシューは顔を歪めた。サラを見て、少し驚く。
「報告にあった動く死体の……」
「リナ、逃げて!」
「させません」
サラの声に走り出すリナ。それを追いかけるアンジェ。マシューはサラを槍の石突で突こうとするが、密着しているため、うまく当たらない。振り払うにはわりとがっしりとホールドされている。
「この、離せ!」
「……」
サラはぎゅ、とマシューにしがみつく力を強くするのみ。それしかできないから、それにのみ心血を注ぐことができる。
反射的に逃げたはいいものの、逃げたところでどうなるのか、とリナは思った。けれど、魔法が使えない今、攻撃を回避する、逃げる、しかリナにできることはない。どんなに大きな悲鳴を上げても、魔法は発動しないのだ。実際、落ちていた槍で攻撃してくるアンジェに悲鳴を上げても、小さな石ころすら反応しない。
イアンの人魂も消え、ナイ神父の魔法も起動しなくなっている。つまりこれは「魔法が無効化されている」状態。
無効化系の力って、
引力の魔法でこの辺一帯を倒壊させるまで、あともう少しだった。建物ごと倒壊すればいいのだが、せっかくの地下水路まで破壊しかねないのと、建物が大きすぎるので不可能。いくらリナの魔法が強力と言えど、効果を及ぼせる範囲には限りがある。
ん? 待てよ?
「この無効化能力も、範囲は無限じゃないはず! 効果範囲の外に出れば、魔法使えるじゃんね」
名案を思いつき、碧眼をきらーん、とさせて走る速度を上げるリナ。アンジェも速度を上げるが、その前に中国が割り入る。
「じゃ、足止めは任せろ!」
「ありがと! でもマシューさえ来なきゃいけるよ。逃げ足には自信あるんだ!」
「言ってくれますね」
リナを追おうとするアンジェ。打ち込んでくる中国の夜霧を蹴り上げた槍を手にして受ける。リナを逃がすのは危険だ。マシューの力が及ばない場所に逃げられ、別の箇所を崩壊させられたら、目も当てられない。
カシムもリナを追うが、その前には黒い男が立ち塞がる。にやにや、にやにやと挑発と嘲笑を織り成したような気に障る笑み。ナイ神父は件の宝石をちらつかせながら言った。
「おや、私をフリーにしてくださるのですか?
(こいつ……!)
二手に分かれる。それは範囲外に出るためにも効率的であり、追っ手を分散するためにも合理的な判断だ。
ナイ神父は黙って去ってもよかった。けれどわざわざ存在を主張したのは「迷わせるため」だ。リナに向く足を少しでも止める。優先度がはっきりしない類似の選択肢を並べ、判断を鈍らせる。食えないやつめ、とカシムは内心で毒づく。
「仕方ない、せっかくのお誘いだ。乗ってやるよ」
「いやはや、お気を割いていただけて恐悦至極にございます」
「魔女アイザックと違って、あんたは足が速くなさそうだが? 勝てる目があるのか? 楽しませてくれよ?」
挑発的な笑みに、挑発的な笑みを返す。ナイフが真っ直ぐナイ神父の喉を狙ったが、ナイ神父はかくりと体を横に傾げる。隙だらけ、ピエロやパントマイムのようなカクカクとした動き。
「人の神経逆撫でする天才か?」
「お褒めに与り、光栄です」
「褒めてねえ、よっと!」
そんなやりとりを背後に、アンジェは槍を構え直す。そっとマシューの気配を確認した。抱き着いたままのサラを剥がそうと悪戦苦闘しているようだ。
マシューにリナの後を追わせれば、リナの目的は達成されない。だが、サラが重石として優秀すぎる。他の仲間と違い、特殊な能力も才能もない。それを活かしている。戦力外と思っていたが、侮りがたいかもしれない。
せめて目の前の中国をどうにかしたいが、刀と槍のせめぎ合いは止むことを知らず、硬質な音を辺りに散らしている。神秘プライオリティのアドバンテージはトゥクルの槍にあるが、中国はそれを体術や武器捌きでうまくいなしている。
ひとまず。
「マシュー、魔女アイザックを追ってください。他の者は私とカシムが足止めします」
「足止めしてんのは俺らの方なんだよなあ! イアン、動けるか!?」
「はい!」
敵からもフリー、しかしナイ神父が離れて味方からもフリーとなりかけていた安曇のところにイアンはいた。
カシムが嗤う。
「お得意の魔法も封じられて、いよいよ役立たずに拍車がかかってきた青二才に助けを求めるのか? 猫の方がよほど役に立つ」
「すげえ減らず口! イアン、マシューについて、考えてくれ」
「マシューについて?」
ふんわりとした中国の言葉をイアンは復唱する。隙を見て攻勢に転じようと攻撃を緩めないアンジェに応戦しながら、中国は続ける。
「どんな神秘にも正体はある。枯れ尾花かもしれないし。枯れ尾花じゃなくとも、神秘の正体、理屈がわかれば、対策はできる! マシューの神秘が何なのか暴け!!」
「わかりました!」
中国の頼みに頷くイアン。それを聞いていたマシューが、鼻を鳴らした。
「わかったところで、どうなるというのか」
アンジェもカシムも言葉はないが、マシューの言に同意している様子だ。
「いいえ。わかることはあります」
イアンは真っ直ぐにマシューを見た。つかつかとマシューに近づく。マシューは嫌悪を隠さずにイアンを睨み付ける。
イアンの中ではある程度仮説ができていた。
トゥクルの槍や中国の夜霧など、神秘兵装は問題なく使える。けれど、カシムはアンクを使わない。黒魔術も発動させる気配がない。魔女か魔女の「魔法」を使う者しかこちら側にはいなかったから、気づくのが遅れた。マシューの無効化能力は「神秘全般」が対象である。
効果範囲が広い。その上「神秘全てを無効化する」という凶悪な効果。けれど今のところ、マシューが発動させている神秘とおぼしき技の効果はそれだけだ。「神秘を打ち消すこと」にだけ特化しているのなら。その限定的ながら絶対的な効力の神秘には、心当たりがある。
それに、面差しに幼さは残るものの、マシューはおそらくイアンやリナと同年代。
「異端審問官は魔女狩りの徒のはず。……あなたは魔女でしょう? どうしてそこにいるんですか?」
「私を貴様らと同列に扱うな」
マシューが低い声を出す。低いために、ざらついている。
「私はこの力を神秘根絶のためにしか使わない。世界の神秘が根絶されまいと生み出した忌むべき『魔女』を消し去る、そのために!」
高らかに唱えるマシュー。左右違いの瞳に宿るのは等しく憎悪。ただ「魔女」だから、「世間がそう言っているから」と流されたわけではない、確かな怒り。
それを意に介した様子もなく、イアンは軽く肩を竦めてみせる。
「それを言ったら、最後には君も消えなきゃならない。消えるって表現は生温いかな? 君は僕やリナを殺して、自分も死ななきゃならない」
「それがどうした?」
「どうした、じゃないよ。命を賭けられるの? 自分が死ぬ未来のために」
和らげられることなく告げられた言葉。驚いたのはマシューだけではない。近くで聞いていた安曇も僅かに目を見開いている。きっと、リナもひどく驚いたにちがいない。
(人の生き死にについて、こんなに歯に衣着せぬ物言いをする子ではなかったように思うのですが。魂の魔法の使い方と言い、どういった心境の変化でしょう)
だが、精神攻撃としては適切だ。
「賭けられますよ」
「あなたには聞いていません、幹部さん」
助け船のように言葉を発したアンジェをイアンは一蹴する。アンジェの声色で、その覚悟が本物であることは伝わってきたが、イアンが聞きたいのはアンジェの決意ではない。
それでもアンジェは言葉を連ねた。
「神秘根絶委員会に属す者は皆、神秘根絶のためにその身を捧げる覚悟の下、立っています。マシューとて例外ではありません」
「ふふ、覚悟が決まっているのはあなたでしょう? 大人は巧妙な嘘をつく。あなたはあなたの決意をマシューのものであるかのようにすり替えているんだ」
「黙れ!!」
シュッと空を切り、トゥクルの槍が飛ぶ。それはイアンの足元に突き刺さった。その向こうで、マシューがわなわなと震えている。
「生き汚い魔女が、戦闘力がないからと口八丁か? そうして言葉で人を惑わす姿は『魔女』という呼称に違わないな? 貴様の所業こそ卑劣きわまりない」
「僕に怒っているんですか?」
「貴様だけではない。全ての魔女に怒っている。それ以前より存在した神秘にも。神秘とは虚構だ。嘘だ。本来、あってはならなかった。人を傷つけ、時に殺す」
「……やけに実感がありますね」
傷つける、だけなら月並みな表現だが「殺す」とは。イアンの反応に、マシューは地面に刺さった槍に手をかけ、抜き放って構える。
訓練を受けているマシューに、森で隠遁生活していただけのイアンが叶うはずもない。距離を置いていた。
「魔女のせいで家族を失った。嘘つきの魔女だ。私はそうならない。だからこそ、私のいる場所では虚構の存在など許さない。私は『真実の魔女』マシューである」
その宣言は威風堂々。赤と紫の双眸には厳格な光が宿っている。少し不自然なほどに強い光。
言い聞かせているのかな、とイアンは考えた。強い言葉、断定的な物言いは他者にはもちろん、自分の心にも響く。だから、暗示をかけるのに便利なのだ。
「嘘つきを許さない『真実の魔女』」という定義付けを行うことで、自分の目的をはっきりさせている。目的だけに心を注ぐことで、他の脆い部分、衝かれると痛い部分のことを忘れるのだ。逃避行動と言えるだろう。
「魔女ということを、魔女狩りのみなさんには明かしていないんですよね? そうでなければ、彼らの槍は真っ先に君を貫く」
「そんなことはしない。彼らのために私は力を振るう。悪しき魔女を討つために振るわれる力を彼らは受け入れている」
「便利に使われているだけでしょう?」
「貴様が何を言おうと、私が異端審問官として認められている事実は変わらない」
「そうですね。君が魔女という事実もまた変わりません」
「言葉尻を取るだけの揚げ足取りは楽しいか? 児戯にも満たぬ」
「そうですね。君が子どもでもできる言葉のキャッチボールを拒んでいるからでは?」
うっすらと笑うイアンを睥睨するマシュー。
「よく回る口だな。舌を抜いてやろうか」
「地獄の番人か何かですか?」
「嘘つきの悪を裁くのだから、それで正しいだろう」
「これは一本取られました」
「ではこちらでも一本、取ってやろう」
マシューが槍を振るう。素早い横薙ぎ。
反応はできなかったが、イアンは間一髪で免れた。いつの間にかマシューから離れていたらしいサラに引っ張られたのだ。そういえば、マシューが普通に動いているもんな、とイアンは首を傾げた。どてん、とサラ共々倒れる。
「ありがとう。でも、何がしたいの?」
「イアンが何かおかしい気がして、怖くなった」
サラの言葉にきょとんとするイアン。それからからりと笑う。
「別れの挨拶は済んだか?」
マシューが二人の服の裾を踏みつけ、逃れられないようにして、槍を振り上げる。
サラが早口で告げた。
「リナはもう着いたよ」
「ハッタリは」
ドゴォ!!
破壊の音がした。随分遠いが、この建物を破壊するのもできるのも、今は一人しかいない。
足止めの役割は終了した。イアンはサラの腕を引く。服は惜しまず、破けるままに。
「よくリナがやるタイミングがわかったね」
「……ハッタリだよ」
「えぇ……?」
あとはリナと合流するだけである。中国とナイ神父の姿はない。アンジェとカシムをいなしつつ、リナの近くまで行っていると見られる。
サラが少しきょろ、とした。
「安曇さんは?」
イアンも「あ」と思ったが、すぐ何をしていたかわかった。マシューの体がどさりと倒れてきたから。
大きめの瓦礫で、マシューの後頭部を殴ったらしい。
「鈍器に困らなくていいですね」
安曇の一言に、イアンもサラも苦笑しか浮かばない。
マシューから離れつつ、イアンははっとする。
「今なら、マシューの魔法、解けてるのでは?」
「眠ったくらいで解けるのなら、魔女狩りも苦労はしないのですよ」
そういうものなのか? と思いつつ、イアンとサラは安曇と共にリナの声がした方向へ走る。武器がぶつかり合う音がしたので、場所はすぐにわかった。壁が一つ吹き抜けているのもわかりやすい。
リナがイアンたちを見つけ、戦闘の合間を縫って近寄る。こっち、と案内するリナ。
「マシューは?」
「気絶してる」
リナの説明によると、ここはマシューの魔法の効果範囲の縁らしい。境目にすることで、アンジェとカシムの神秘を封じている。
リナが破壊した壁の方へ向かう。三人の合流に、アンジェとカシムはそれぞれの相手から対象を変更する。カシムが合図でハツカネズミを呼び、群がらせ、足の踏み場を減らす。呼ばれたネズミはイアンやサラの服の裾を引いたり、噛んだり。
「窮鼠猫を噛むってな」
「追い詰められている自覚がおありで」
「最後まで減らず口だな」
イアンがにこりと応じたのに、カシムが顔を歪める。が、ナイフはイアンを捉えた。戯れ言も直に終わる。
イアンは避けない、と思ったら、彼らは落ちていった。床が崩壊したのだ。
リナの引力魔法。マシューの魔法の範囲外ぎりぎりなので、規模は小さいが、地下に逃げる選択をした。
「えっと、この辺の言葉だと、アデュー?」
なんて言って、リナは穴に落ちた(落とした)仲間を追い、落ちていく。
カシムも飛び降りるが、アンジェの制止が飛んだ。
「深追いはすべきでありません」
「しかし、安曇は」
追加の崩落の音。瓦礫により、リナたちが逃れた地下水路が塞がれる。
「なるほど。使えるなら魔法は使うか。危なかった。礼を言う」
「いえ。地下水路ですか。地上に警戒網を巡らせておきましょう」
「ああ。ダメ元で教会も手配しておくか。神父が繋がっている可能性がある」
◆◆◆
「た、助かったぁ~」
近くの星の智慧教会に駆け込み、椅子にぐったりと座り込むリナ。お疲れさま、とサラが背中をさすった。
「まだ包囲網は抜けていないだろうが、無事に戻ってきて安心したよ」
「ルイージさんありがとう。地下水路の情報、助かったよ~」
椅子に座ったままなりに居ずまいを正し、リナが感謝を述べる。星の智慧教会までの抜け道も、ルドヴィーコが確保していたのだ。
「ナイ神父も中国さんもありがとね」
「ありがとうございます」
リナと共にサラも感謝を述べる。感謝はきちんと立って、お辞儀をした。
協力者たちへの謝礼を終えると、サラは安曇に振り向く。
「安曇さん、あなたに聞きたいことがあるのは私です。あなたは日本人の魔術師だと聞きました。私の祖母のことを知りませんか?」
早くも切り出された本題に、安曇は一つ瞬きをし、軽く息を吐いた。
To Be Continued…
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おまけ
AWsの世界の物語は全て様々な分岐によって分かれた別世界か、全く同じ世界、つまり薄く繋がっています。
もしAWsの世界に興味を持っていただけたなら、他の作品にも触れてみてください。そうすることでこの作品への理解もより深まるかもしれません。
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是非あなたの手で、AWsの世界を旅してみてください。
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