天辻家の今日のおやつ #14 「プディング」
――また、ウィンターホリデーの時期が来た。
年末ということで
三人とも、年内の仕事がすべて終わったころにはパニックホラー定番のゾンビのような動きでリビングになだれ込み、思い思いの定位置で生ける屍と化している。
「もう、無理……」
普段は音を上げない辰弥がカーペットの上で完全に伸びている。
その辰弥にほい、と水の入ったペットボトルを渡し、日翔もソファに身を投げ出す。
「まーじできつかったー……」
「お前ら、よく頑張ったな」
鏡介もダイニングのテーブルで両手を組み、そこに額を乗せて呟くように言う。
「……とりあえず、今年の依頼は完了した。明日から一週間、のんびり休め」
「そういう鏡介は」
「……俺も、寝る」
現場に立つ、実働部隊の辰弥と日翔と違い、後方でハッキングによる支援を行っていた鏡介。辰弥と日翔は鏡介の指示に従って動けばいいが、鏡介はあらゆるイレギュラーに対して都度判断を行い、リアルタイムで指示を出す――だけではなく、別口で企業サーバへの侵入なども行っていたため脳の疲労は二人の比ではない。
「甘いものが食べたい……」
酷使しすぎた脳が糖分を求めている。
エナジーバーだと糖分よりも脂質からのカロリーが大きくなるし、プリントフードも栄養バランスが整えられているので糖分が足りない。
糖分を重点的に摂ろうと思っても、今家にあるのがカフェインを多分に含んだエナジードリンクか、辰弥が料理に使う砂糖くらいである。いくらカフェイン中毒の鏡介でも脳を休ませたいのでエナジードリンクは候補から外れ、選択肢としては砂糖直舐め一択ではある――が。
鏡介の言葉を聞き、辰弥がむくりと起き上がる。
「……おやつ、あるよ」
『あるのか!?!?』
日翔と鏡介の声が重なる。
今から作る、ではなく、「ある」である。
このクソ忙しい時期にそんなものを作る時間があったのか? と日翔と鏡介が疑問に思っているうちに辰弥が立ち上がり、ふらふらと台所に歩いていく。
「何、出てくるんだろうな」
辰弥の小さな背を見ながら日翔が興味深そうに呟いた。
疲労がピークに達していても、辰弥のおやつのためなら頑張れる。
それは鏡介も同じだったようで、体勢は相変わらず座り込んだ屍ではあるが漂わせる雰囲気が幾分か和らいでいた。
なんだかんだ言って鏡介も辰弥のおやつが楽しみなんだな――そう思い、日翔はソファに置かれたクッションに顔を埋めた。
◆◇◆ ◆◇◆
時期は遡ること一環と少し前。
天辻家の台所の調理台には様々な材料が並んでいた。
数巡前からブランデーに漬け込んでいた数種類のレーズン、パン粉、レモンピールとオレンジピール、砂糖にいくつかのスパイス、卵に牛乳。さらに白っぽい、固形の脂も用意されている。
レシピではバターで代用可能と記載されていたが、本場、アルビオンの伝統に限りなく近い製法で作りたかったためにアライアンスの伝手を最大限に利用し、牧場からスエット――牛の腎臓付近にある脂を入手した。辰弥をよく知る茜は、スエットの入手を依頼された際に「相変わらずね。出来たら私にも食べさせてよ」とは言っていた。しかし、タイミングを合わせなければこういうものは日翔が食べつくしてしまうので間に合わなければそれまで、と辰弥は考えている。
年末の七巡がウィンターホリデーと呼ばれている時期で、この時期は各国が様々なジンクスの下、カウントダウンイベントを行っている。アルビオンも例に漏れずウィンターホリデー初巡を祝うイベントが開催される。その一環と少し前に「スターアップサンデー」という、ウィンターホリデーに食べる特別なおやつを作る巡が存在するというわけだ。
「ウィンタープディング、ねえ……」
同じく調理台に置いたレシピ本を見ながら辰弥が呟く。
このレシピ本は辰弥の数少ない私物の一つである。プリントフードが主流になり、実際に料理をする人口もかなり減ったこの時代、レシピといえばGNSで接続したネットワークに収録されているものを参照するものだが、ペーパーバックもごく少数ながら残っている。かなり高価なものなのでおいそれと手を出せるものではないが、伝統料理のレシピが記された貴重なものなので辰弥はわがままを言って鏡介に取り寄せてもらっていた。
そんなレシピ集に記された「ウィンターホリデー特集」。様々な国のウィンターホリデー料理が収録されており、見ていて飽きない。
その一つ、アルビオンの伝統菓子であるウィンタープディングを辰弥は作ろうとしていた。
今、作っても食べられるのは一環後。日翔に見つからないように……と作るタイミングを窺っていたが、時々行き先も告げず長時間の外出をする日翔はそんなそぶりを見せることなくのんびりとリビングのTVの前でポップコーンを貪っている。今作ったものをすぐに食べない、となると暴動が起きそうな気がするが、それは自分の部屋でしっかり保管すれば大丈夫か、と自分に言い聞かせ、辰弥は包丁を手に取った。
まずはレモンピールとオレンジピールを細かく刻む。この二つは前に別のおやつを作った際に皮を捨てるのがもったいないと仕込んでおいたものだが、別のおやつの材料になると考えると感慨深いものがある。刻むと柑橘類のいい香りが台所に漂い、辰弥の口元も自然に緩む。
次いで固形のスエットも細かく刻む。アルビオンではスエットと呼ぶが、桜花ではケンネ脂とも呼ぶらしいと入手のために調べて知ったこと。生鮮食品を取り扱っている中で、辰弥が比較的よく利用するカグラ・マートでは精肉コーナーに牛脂も置いてあるが、あれは他の部位の脂を精製して固めたもので、スエットとは一応別のものであるらしい。別に精製した牛脂を購入してもよかったのに、アライアンスの伝手を利用してちゃんとスエットを入手する辺り、辰弥の本気度が伺える。
細かく刻んだスエットもボウルに入れ、辰弥は他の材料も一気にボウルに投入した。
これから忙しくなる時期に入るので材料を計量してしまえば一気に入れてしまっていいレシピは手軽でありがたい。
シリコンヘラでぐるりとかき混ぜ、辰弥はぼんやりとこれからのことを考える。
ウィンタープディングは型に入れる直前に家族全員で願い事を唱えながら決まった方向にかき混ぜるという伝統があるらしい。
「家族――か」
俺の家族は誰になるんだろう、と考えて、辰弥はちら、とリビングを見る。
楽しそうにサブスクリプションの映像サービスで映画を観ている日翔。もし、家族と呼べる人物がいるというのならそれは日翔と鏡介なのだろうか――そう考え、言葉に詰まる。
喉に何かがつかえたような感覚。日翔、と名前を呼びたいだけなのにその声が出ない。
日翔が行き倒れていた自分を助け、鎖神 辰弥という名前を与えてくれて、もうそれなりの時間が経つ。鏡介も時々過保護ではあるがなんだかんだと気を遣ってくれている。
そんな二人は辰弥にとって家族――保護者同然なのに、いざ家族として呼ぼうとすると声が出ない。
家族として共に願いを叶えたい、そんな思いと自分のような存在に家族なんて贅沢すぎる、という思いがぶつかり合う。
自分に血縁上の家族は存在しない――いや、兄弟は存在するといえるのか。だが、彼らを兄弟とは呼びたくない。血のつながりも何もない日翔と鏡介を家族と呼べるなら、それに越したことはない。
それなのに、辰弥は二人を家族として呼ぶことができなかった。
結局、日翔を呼ぶことができずに辰弥は材料をかき混ぜてラップフィルムをかぶせる。
これを一巡ほど寝かせ、そのあと弱火で
料理は愛情――食べてほしい相手を想い、作り上げたものは何であっても尊い。手間暇かけたほど愛情は深く、重くなると言う人物もいるが、辰弥は時短料理でもおいしく食べてもらいたいという気持ちがあればそれは愛情だ、と考えていた。逆に、手間暇かけてもそれをただの作業として捉えているのならそこに愛情は含まれない――そんな気がする。
ラップフィルムをかけたボウルを冷蔵庫に入れる。さすがの日翔も生の生地をつまみ食いすることはないはず。
そんなことを考えながら、辰弥はパタリと冷蔵庫の扉を閉めた。
翌巡、辰弥は寝かせた生地を巨大なネジ穴のような型――クグロフ型に生地を流し込む作業に入る。
その前に何度か生地をかき混ぜ、もう一度日翔のことを考える。
やっぱり日翔と鏡介を呼ぼうか――そう思いつつも、いざ呼ぼうとすると言葉が喉につかえて出てこない。
駄目だ、俺には二人を家族と呼ぶ資格なんてない――小さくため息をつき、辰弥はもう一度大きく生地をかき混ぜた。
時計回り――東から西にぐるりと一周。混ぜながら、口の中で小さく呟く。
――来年も、一緒にいられますように。
それを願っていい存在ではないことはわかっている。それでも願わずにはいられない。
あの二人と一緒にいられるなら、俺の命はどうなってもいい――そんな矛盾した思いを抱えながら、辰弥は生地を流し込んだクグロフ型にしっかりアルミホイルで蓋をして、蒸し器の中に入れた。
蒸しあがるまでの
「うおー、うまそう!」
日翔がウィンタープディングを覗き込み、歓声を上げる。
「日翔、ステイ」
辰弥がそう言った瞬間、日翔がスン……と静まり返る。
つまみ食い厳禁、しかもこれは小分けせずに大きなものが一つずどんとある状態なので食べれば一発で分かる。
「これをウィンターホリデーまで寝かせるよ」
「うへぇ」
一環も待たなきゃいけないのか……そう呟く日翔に、辰弥はそうだよ、と涼しげな顔で返した。
「ちなみに、一環どころか一年もつらしいよ。寝かせれば寝かせるほどおいしいからアルビオンではウィンタープディングを食べたらもう次の年のウィンタープディングを仕込むんだって」
「マジかよ」
そんな会話をしながらも辰弥は手際よくラップフィルムをかぶせ、自分の部屋に移動する。
「んなっ」
一環もお預けを食らうのに、辰弥の部屋に置かれていたら眺めることすら許されない。いや、辰弥の部屋に入ってはいけないというルールは天辻家にはないので入ってもいいのだが、ただウィンタープディングを眺めるためだけに辰弥の部屋に侵入するのは気が引ける。
早く食べたい……。そんなことを考えながら、日翔は辰弥がウィンタープディングを自分の部屋に運ぶのを見送るのだった。
◆◇◆ ◆◇◆
「はい」
辰弥がテーブルにウィンタープディングを置く。
約一環の間は辰弥の部屋で熟成されたそれだが、ウィンターホリデーに入った今食べるつもりだったのか、いつの間にか部屋から持ち出されてデコレーションが施されていた。
デコレーションといってもシンプルなもので、柊の葉がちょこんと乗せられている程度。だが、それだけで見た目が華やかで、「ウィンターホリデーが来たなあ」としみじみと感じさせられる。
「あー! そういや作ってたな! やっと食べられるのか!」
ウィンタープディングを見た瞬間、日翔が目を輝かせて身を乗り出す。
「お待たせ。砂糖も結構入ってるから鏡介の頭も落ち着くんじゃないかな」
そう言い、辰弥はホームアシスタントウィンドウを呼び出して部屋の照明を落とす。
「ん? 何するんだ?」
怪訝そうな日翔の声。
辰弥がふふん、と笑ってどこからかマッチを取り出す。
「ウィンターホリデーの始まりだからね」
その言葉とともに、ふわりと芳醇でフルーティーな香りが日翔の鼻腔をくすぐる。
この匂いは嗅いだことがある。辰弥がおやつを作るときによく使うブランデーだ。
日翔と違い、辰弥は一切飲酒をしないのに料理の時だけはアルコール類をよく使う。
棚には桜花酒、紹興酒、赤と白のワイン、ブランデー、ラム酒、みりんと取り揃えられている。
それを勝手に飲んでもあまり怒られはしないが、飲んだ状態で下手に絡めば辰弥がキレるのはよくある話だった。
そんなブランデーを、辰弥はウィンタープディングに振りかけ、マッチに火を灯す。
「行くよ」
ウィンタープディングに近づけられるマッチの炎。
次の瞬間、暗い室内に青い炎が揺らめいた。
『おお……』
フランベされるウィンタープディングに、日翔と鏡介が同時に声を上げる。
大昔の伝統としてそうするという知識はあったが、実際に目にするとテンションが上がる。
いいな、と眺めているうちに炎が消え、辰弥が改めて照明を灯す。
「よし、じゃあ食べよう」
等分され、一切れずつ置かれた上に生クリームが添えられたウィンタープディングがそれぞれの前に置かれる。
「みんな、お疲れ様。今週はめいっぱい休もう」
翌巡には七面鳥も焼くから、と辰弥が続けると、日翔が「やったー!」と歓声を上げる。
鏡介は脳が完全に糖分摂取モードに切り替わっていたのか、珍しく日翔より先にフォークをウィンタープディングに差し込んでいる。
「……沁みる……」
ぽつり、と鏡介が呟く。
それに続いて日翔もウィンタープディングにフォークを差し込み、一口頬張った。
「うんめー!」
日翔のいつもの言葉がダイニングに響き渡る。
「ウィンタープディングってこんな味なんだ! つーか、プディングってプリンの正式名称だと思ってた!」
「まあ、その認識は間違ってないよ。元々はプディングというアルビオンの料理で、プリンはその中でも『カスタードプディング』が桜花の中で定着して呼ばれるようになったものなんだ」
「ほへー」
辰弥の蘊蓄に、日翔がフォークを咥えたまま声を上げる。
「プディングっていうのが蒸し料理全般を指すものらしくて、必ずしも甘いものばかりとは限らないみたいだよ。バッカタプディングってのがローストビーフの付け合わせとかであるんだけど、これは甘くないし、パンみたいな感じで食べるみたい」
「へー、うまそうだな」
プディングというものはそんなに奥深いものか、と日翔が感心する。辰弥がよく作ってくれるプリンの源流がそういうものだと考えるとこのウィンタープディングもプリンと呼んで差し支えないのかもしれない。
噛み締めると、ブランデーが染み込んだドライフルーツの甘味が口いっぱいに広がっていく。パン粉が生地のベースとなっているらしいが、そこに染み込んだスエットの脂でしっとりとした口触りが気持ちいい。
熟成させることでそれぞれの材料が馴染み、深い風味を生み出していると考えるといつものようにガツガツと食べるのはもったいなく感じてしまう。
うまいなあ、来年も食いたいなあ、そんな思いで日翔がウィンタープディングを食べていると、突然、がりっとした歯ごたえが口の中に響いた。
「……?」
異物混入? と日翔が口をもごもごさせて嚙んだものを皿に戻す。
「……指輪?」
日翔が皿に出したものは小さな指輪――をモチーフにしたチャームだった。
何の飾りもない、シンプルなもの。
なんで指輪が? と日翔が考えていると、鏡介も日翔と同じように口をもごもごさせて噛んだものを皿に出す。
「……旧時代のコイン……か?」
「……ん、俺は魚か……」
辰弥も皿に噛んだものを出し、小さく呟く。
「なんだ辰弥、珍しく異物混入か?」
不思議そうに日翔が辰弥を見ると、辰弥はううんと笑って首を振った。
「これはウィンタープディングを食べるときのお楽しみ。中に入ってたチャームで来年を占うんだって」
「へー!」
「……ガレット・デ・ロワみたいなものか」
辰弥の説明に、日翔と鏡介が同時に声を上げる。
「せっかくだから本場のアルビオンっぽいことしたいじゃん」
「確かに。そのほうが盛り上がるもんな!」
せっかくのウィンターホリデー、楽しまなければもったいない。
じゃあ、入っていたものが何を意味するのか調べましょうかね――と日翔がCCTを開く。
「ええと、俺の魚は『いい年』だって」
「コインは『幸運』とか『富』を意味するのか。縁起がいいな」
辰弥と鏡介が、それぞれに入っていたチャームの意味を口にする。
だが、日翔だけは沈黙したままだった。
それどころか、何故か耳が赤く染まっているのは気のせいだろうか。
「……日翔?」
怪訝そうな顔をして辰弥が日翔を見る。
「……いや……それはねえだろ……」
真っ赤になりながら日翔がブツブツ呟いている。
「え、指輪ってどんな意味――」
「辰弥」
日翔のCCTのスクリーンを覗き込もうとした辰弥を鏡介が止める。
「そっとしておいてやれ」
「えー……」
辰弥はウィンタープディングにチャームを入れて来年を占うということまでは調べていたが、それぞれの意味までは調べていなかった。
それは食べた時のお楽しみ、ということだったが、日翔が赤面して「それはない」と呟いているのは純粋に気になる。
なんだろう、と辰弥もGNSの検索画面で「ウィンタープディング 指輪 意味」と検索ワードを入力し――その結果に目を剥いた。
「日翔!?!?」
指輪の意味は――「結婚」。
「日翔、結婚するの!?!? 相手は誰!?!?」
食い気味に迫る辰弥に、日翔がいやいやと首を振る。
「んなわけねーだろ! 彼女なんていねえよ!?!?」
「ってことは、来年いい出会いがあってスピード婚って、こと!?!?」
「なんでそうなる!?!?」
いやいやいやいや!?!? と全力で否定する日翔、いや、これはきっと出会いがある! と日翔に迫る辰弥。
そんな光景をほほえましく見守りながら、鏡介がポツリと呟く。
「……むしろお前らが結婚しろ」
『はぁ!?!?』
同時に向けられる辰弥と日翔の視線。
「なんでそうなるの!」
「いやさすがにそれはダメだろ!」
「……お前ら、普段から距離が近すぎるだろうが」
特におやつの時間は見ているだけで糖分が補充される気がする――そんなことを呟きながら、鏡介はカフェインを摂取せず水分を補給するためにコップに入れていた牛乳を一息にあおった。
to be continued……
第15章へ!a>
「天辻家の今日のおやつ 第14章」のあとがきを
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虹の境界線を越えて
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