特殊ルール:スーパーアビリティ
特殊ルールとは
スーパーアビリティとは
スーパーアビリティの取得
スーパーアビリティの使用
アイテムの使用
スーパーアビリティ一覧
特殊ルールとは
GMが任意に使用の有無を選択出来るルールである。極めて小規模なサプリメント、アドバンストルールだと考えれば良い
スーパーアビリティとは
キャラクターの持つ単なる成功要素より強力な特殊能力、それがスーパーアビリティだ。
このルールを採用することで、セッションに参加するプレイヤーキャラクター達がよりダイナミックな活躍をするようになる。
スーパーアビリティの取得
各プレイヤーはキャラクターメイクのタイミング、あるいはこの特殊ルールが途中から採用された場合はその採用されたタイミングに、本ルール末尾の「スーパーアビリティ一覧」から任意のスーパーアビリティを1つ選び、キャラクターシートに記録する。
スーパーアビリティは原則として途中変更することは出来ない。
スーパーアビリティの使用
スーパーアビリティは「行動宣言」「判定」「戦闘時のブースト」のタイミングでそれぞれ使用できる。
スーパーアビリティの効果文には《A》とか《B》といった《》で括られたアルファベットが存在する。この部分を「スロット」と呼び、スーパーアビリティを使用する際は、このスロットに成功要素(共有成功要素と反成功要素を含む)を当てはめて使用を宣言する。スロットは全て埋まっていなければならない。
効果分の()で括られた部分は省略しても良い。
スーパーアビリティは一回のセッション中に、レベル/10(小数切り捨て)回のみ使用できる。
スーパーアビリティは使用するタイミングによりそれぞれ以下のように扱う。
行動宣言時
スーパーアビリティはその内容通りの現象を発生させる。結果の出力に判定は必要なく、原則として発動した瞬間に現象が発生し、割り込む余地はない。(妨害者が発動より先に行動を開始していた場合その行動により妨害される可能性はある。
行動宣言時の発動例 |
GM「君の前に敵が立ち塞がる。行動宣言をしてくれ、それに応じて抽出条件と目標値を決めよう」 |
判定時
スーパーアビリティはその内容通りの成功要素として扱われる。スーパーアビリティが承認成功要素となった場合、そのスーパーアビリティのスロットの数×2に成功要素が承認されたものと扱う。
承認されなかった場合は、スーパーアビリティの使用可能回数を消費しない。
判定時の宣言例 |
GM「プレイヤーBのキャラクターに強敵がその怪力を活かした大剣で仕掛けてくる。さて、どう対応する」 |
戦闘時のブースト時
スーパーアビリティはその内容通りの成功要素として扱われる。承認された場合、そのスーパーアビリティのスロットの数×2に成功要素が承認されたものと扱う。
承認されなかった場合は、スーパーアビリティの使用可能回数を消費しない。
戦闘時のブースト時の宣言例 |
プレイヤーA「3Eの敵に近接攻撃!」 |
アイテムの使用
当然、アイテムの成功要素を使用できる他、アイテム名をスロットに使用することも出来る。
いずれの場合も、アイテムルールに則り、使用した成功要素を使用不能にする。アイテム名をスロットに使用した場合は任意の成功要素一つを使用不能にする。
成功要素を使用不能に出来ない組み合わせでスーパーアビリティを使用することは出来ない。(例えば成功要素を一つしか持たないアイテムで、そのアイテムの成功要素とアイテム名の両方を使うことは出来ない)
スーパーアビリティ一覧
攻撃 | |
《A》で攻撃する。それは《B》を引き起こし、対象に《C》を与える。 |
防御 | |
《A》で《B》を完全に防御する。それは《C》を引き起こす。 |
召喚 | |
《A》を召喚する。それは《B》を用いて戦い、《C》(の)特徴を持つ。 |
支援 | |
味方を支援する《A》を《B》に発生させる。それは《C》の特徴を持つ。 |
妨害 | |
《A》に敵を妨害する《B》を発生させる。それは《C》を引き起こす。 |
回避 | |
敵の攻撃を《A》(して)完全に回避する。 |
特殊攻撃 | |
《A》(な)性質を持つ《B》による攻撃を放つ。 |