特殊ルール:ビークル

 

 

  特殊ルールとは
  ビークルとは
  用語定義
  戦闘ルールの変更点
  搭乗/下乗
  搭乗登場
  ビークルの作成方法
  ビークル反成功要素
  ビークルのVP
  ビークルの破壊
  グレートビークルユニットの制約
  ビークルの成長
  追加原成功要素

 

 

特殊ルールとは   

 

 GMが任意に使用の有無を選択出来るルールである。極めて小規模なサプリメント、アドバンストルールだと考えれば良い

 

 

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ビークルとは   

 

 ビークルとは「乗り物」を意味する言葉である。このルール上では「キャラクターが乗り込み能力を大幅に拡充するもの」と定義する。すなわち、戦車や飛行機、ロボットなどである。あるいは、強化外骨格やパワードスーツをこのルールで作成しても良い。

 

 

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用語定義   

 

 原成功要素「ビークル」を持つユニットを「パイロットユニット」
 ビークルルールによって新たに作成されたユニットの事を「ビークルユニット」
 ビークルユニットの持つ原成功要素「ビークル」で作成されたユニットの事を「グレードビークルユニット」
 下二つを併せて「ビークル」と呼ぶ

 

 プレイヤーがビークルユニットの能力や成功要素を使用可能な状態にあるビークルユニットを「搭乗ビークルユニット」
 プレイヤーがグレートビークルユニットの能力や成功要素を使用可能な状態にあるグレートビークルユニットを「搭乗グレートビークルユニット」
 上記二つを併せて「搭乗ユニット」と呼ぶ

 

 パイロットユニットから操作ビークルユニットに操作を移す事を「搭乗」あるいは「搭乗する」
 操作ビークルユニットからパイロットユニットに操作を移す事を「下乗」あるいは「下乗する」
 操作ビークルユニットから操作グレートビークルユニットに操作を移す事を「グレート搭乗」あるいは「グレート搭乗する」
 操作グレートビークルユニットから操作ビークルユニットに操作を移す事を「グレート下乗」あるいは「グレート下乗する」と言う
 

 

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戦闘ルールの変更点   

 

 マイナーアクション時に実行可能なアクションに「ビークル呼び出し」「搭乗」「下乗」「グレート搭乗」「グレート下乗」「緊急下乗」が加わる。

 

「ビークル呼び出し」はそのユニットが原成功要素「ビークル」に登録しているビークルユニットを隣接マスに配置する。
 「搭乗」はビークルユニットと隣接している場合にのみ使用できる。その隣接しているビークルユニットを操作ビークルユニットとし、パイロットユニットを戦闘フィールドから除外する。
 「下乗」は搭乗ビークルユニット時に隣接エリアにパイロットユニットを配置し、搭乗ビークルユニットをビークルユニットに変更する。
 「グレート搭乗」は搭乗ビークルユニット時に搭乗ビークルユニットが原成功要素「ビークル」に登録しているグレートビークルユニットと隣接している場合にのみ使用できる。その隣接しているグレートビークルユニットを搭乗グレートビークルユニットに変更し、搭乗ビークルユニットを戦闘フィールドから除外する。
 「グレート下乗」は操作グレートビークルユニット時に隣接マスに搭乗ビークルユニットを配置し、搭乗グレートビークルユニットをグレートビークルユニットに変更する。
 「緊急下乗」はパイロットユニットを隣接マスに配置出来るまでグレート下乗か下乗を繰り返す。
 


 

 

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搭乗/下乗   

 

 搭乗ユニットになっている時は、そのビークルを自身のユニットとして扱う。
 非戦闘時は宣言によりそのシーンにビークルを呼び出し、搭乗/グレート搭乗を行うことが出来る。
 判定時にパイロットユニット時に判定を求められた時、ビークルを利用したい場合は、「ビークル呼び出し」「ビークル搭乗」「グレート搭乗」の反成功要素を使う事で搭乗することが出来る。

 

 同じく非戦闘時は宣言によりビークルから下乗/グレート下乗を行うことができ、判定中に行いたい場合は「ビークル下乗」「グレート下乗」の反成功要素を使う必要がある。
 

 

 

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搭乗登場   

 

 パイロットユニットが登場する時、GMが許可すれば搭乗ビークルユニットの状態で登場しても良い。

 

 

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ビークルの作成方法   

 

 キャラクターメイク若しくは成長のタイミングで原成功要素「ビークル」を取得し、レベルを割り振る。
 原成功要素「ビークル」の原成功要素レベル×2を初期レベルとしてキャラクターメイクを行い、後述するビークル反成功要素を設定する。
 このユニットがそのままビークルユニットとなる。

 

 

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ビークル反成功要素   

 ビークルはビークル反成功要素という名称の原成功要素を10個の原成功要素とは別に持っている。
 ビークル反成功要素とはビークルが持つ弱点や欠点である。「人より大きい」「滑走路が必要」「止まれない」などだ。これらは判定時に反成功要素として左右する。
 ビークルはこのビークル反成功要素に属する反成功要素を1~5からプレイヤーの選んだ任意の数所有する。代わりに1以上の能力値にその数を加える。ただし、アイテムを全て装備から外すと0になる能力値はこの対象から除外する。

 

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ビークルのVP   

 

 ビークルは機械のため自然に回復することはない。整備のため判定を行い、その結果だけVPを回復させる必要がある。
 ただ、例えば機械のPCもゲームシステム上VPが自然回復することを考えれば、ビークルのVPも自然回復するのが道理である。GMはビークルのVPの修理を必要とするかどうかを決める権利がある。反対に機械のPCのVPが自然回復しないようにすることもできるが、難易度の向上や他のユニットとの不公平感の発生などが考えられるため慎重に検討することが望ましい。

 

 

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ビークルの破壊   

 

 ビークルのVPが0になると、破壊される。
 搭乗ユニットのVPが0になった時、搭乗ユニットを戦闘フィールドから除外し、そのマスにパイロットユニットを配置する。

 

 

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グレートビークルユニットの制約   

 

 グレートビークルユニットはビークルユニットと異なり以下の制約を持つ。
 ・搭乗登場が行えない
 ・グレートビークルユニットにはグレートビークルユニットを登録したビークルユニットのみが搭乗する出来る
 ・グレートビークルユニットのレベルをパイロットユニットのレベルの二倍より高くする事はできない
 ・グレートビークルユニットが破壊された時、ビークルユニットも破壊されたものと扱う

 

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ビークルの成長   

 

 ビークルを保有しているユニットは得た経験点をビークルに使うことも出来る。二倍になるのは作成時のみで成長時は通常のユニット成長と同じ形で成長する
 なお、反成功要素(ビークル)は成長させることができない。

 

 

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追加原成功要素   

 

             
[ビークル] 
搭乗兵器の原成功要素。成功要素を持たない。

 

 

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